【サイエンス・コラム】コロナ・マンハッタン計画

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世界ワクチン免疫連合(GAVI)のセス・バークレー代表は「コロナに打ち勝つワクチンを成功させるためには、第2次世界大戦当時、全世界の科学者を総動員し、短期間で原子爆弾を開発したマンハッタン計画のような国際協力が必要だ」と提案した。/GAVI
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ワクチン開発に科学界総動員提案


世界ワクチン免疫連合(GAVI)のセス・バークレー代表は「コロナに打ち勝つワクチンを成功させる為には、第2次世界大戦当時、全世界の科学者員を総動員し、短期間で原子爆弾を開発したマンハッタン計画のような国際協力体制が必要だ」と提案した。/GAVI

コロナ・パンデミック(世界的な大流行)に打ち勝つためには、新しいマンハッタン計画が必要だという主張が持ち上がった。 マンハッタン計画は、第2次世界大戦当時、米国主導で全世界から最大13万人の科学技術者が参加し、3年の期間を費やして原子爆弾を開発し、日本の降伏を導いた。

世界ワクチン免疫連合(GAVI)のセス・バークレー代表は25日(現地時間)、国際学術誌「サイエンス」にこのような内容の論評を発表した。GAVIは、各国政府やビル・ゲイツ財団などの民間後援者から支援を受け、世界最貧国の子どもたちにワクチン接種を支援するグローバル保健連合体であり、スイスのジュネーブで2000年に結成された。

バークレー代表は「全世界で初期開発段階にある44種のワクチンのうち、どれが安全性と効能を立証し、許認可手続きを経て、大量生産させられるかは、まだ未知数」とし「ワクチン成功の可能性を極大化する為には個別的な努力では足りず、第2次世界大戦当時のマンハッタン計画のように全世界の専門家と資源を結集できる大規模な科学的努力が必要だ」と提案した。 同氏は「ヒトゲノム・プロジェクトや欧州粒子物理研究所(CERN)のように、コロナ・ワクチン開発も大規模に組織化されたアプローチをすれば、数十万人の命を救えるだけでなく、次のパンデミックにも世界が備える事が出来る」と明らかにした。

バークレー代表はこのため、情報と資源の共有が不可欠だと指摘した。個別企業や研究機関のワクチン開発情報を科学界が共有し、純粋に科学的判断に基づいて、どのワクチン候補を先に開発すべきかを決めようという事だ。 バークレー代表は「臨床試験も先進国と発展途上国、小児と高齢者を対象に並行的に推進し、開発速度を高めなければならない」とし「許認可機関と初期開発段階から協力して承認速度を高め、誰でも必要なワクチンを入手できるように十分な量を確保する努力も必要だ」と提案した。

バークレー代表は「コロナ・マンハッタン計画は、世界保健機関(WHO)の監督の下、科学諮問機関が率いるだろうが、G7、G20の国々やWHO、世界銀行などの国際機関の政治的支援なしには不可能だろう」とした。 彼は「コロナとの戦いが、他の大型科学プロジェクトよりマンハッタン計画の方が親和性があるのは科学を利用し、規模が大きいだけでなく全世界の安全保障と関連したイシューだからだ」とし「コロナ・ワクチン開発で私たちは、必ず勝たなければならない」と締めくくった。

韓国ネイバーから「朝鮮日報」イ・ヨンワン記者

引用ソース
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=105&oid=023&aid=0003518068

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